12/24[ファイナンシャル]

FPCafe vol.3 積み立て投資のはなし

◇ドルコスト平均法は強い味方!

 

 資産運用を考える上でご紹介したいのが「ドルコスト平均法」です。毎月定期的に、決まった金額を継続して投資信託などに積み立てていくという手法です。積立なので少額から始められることと、投資のタイミングを分散することでリスクを抑えられる効果があります。


 毎月定額を購入していると、価格が安いときには購入口数が多くなり、逆に高いときには少なくなるため、一括で購入する場合と比べて平均購入単価が下がります。


 ドルコスト平均法の効果をより高めるポイントは、値動きが小さくリスクが低い債券型ではなく、価格が上がったり下がったりする値動きの大きい株式型に積み立てていくこと。そして、できるだけ長い期間で資産を育てることです。できれば10年以上の長期で続けることが必要です。

 もし価格が上がり続けるのなら、安い時期に一括購入した方が投資額は少なくて済みますが、最近のサブプライムローン問題の影響で株価が下落したように、どんな市場相場でも上がったり下がったりの連続です。そんな中でドルコスト平均法は私たちの心強い味方となってくれるでしょう。

 

 ※投資信託は価額等の変動により元本割れとなるおそれがあるほか、購入、運用、解約時等に手数料や費用がかかる場合があります。お申し込みにあたっては、これらを十分に理解した上で、ご自身でご判断ください。

ファイナンシャル・プランナー 三部香奈

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